本ブログは広告を含みます

旅行に行った際、美味しいものを食べたり、アクティビティを楽しんだりしようとおもっても、思ったよりも料金が高くて諦めてしまった……
格安旅行に行ったはずが、飲食代や入場料が高くついてしまって、後日カード明細を見て後悔してしまった……
旅で非日常を体験したいけど、値段を見ると小市民なので、急に現実感がでてしまう……
皆さんの中には、旅行中一度はこんな経験をしたことがあるかと思います。

僕も目いっぱい楽しもうと決心して旅行に行っても、料金表を見て現実に戻ってしまうことがよくあるよ!
クルーズ旅行は、お金を気にせず贅沢に過ごせる旅行であることを知っていますか?
私はクルーズ歴6年の国内発着クルーズ専門家のくま船長(@kumarisu_cruise)です。
この記事では、クルーズ料金に宿泊費、移動費、食事、船内アクティビティ・エンタメ等の利用料金が含まれているオールインクルーシブについて、解説します。
クルーズ旅行なら、支払いを気にせず贅沢な旅行を満喫できます。
クルーズ船のサービスをオトクに活用するためには、クルーズ船のオールインクルーシブに含まれているもの、含まれていないものを理解することが大切です。
この知識を知っていれば、海外リゾートのような、贅沢で至れり尽くせりの時間を過ごせます。クルーズ旅行のリピート客がとても多い理由のひとつですので、ぜひ最後までご覧ください。
各クルーズ客船の詳細情報をお探しの方は下記の記事をご覧ください。
オールインクルーシブは、贅沢で至れり尽くせりの時間を楽しめる宿泊スタイル

- 「オールインクルーシブ」とは
- 宿泊料金に施設内での食事やドリンク、アクティビティなどの利用料金が含まれている宿泊プランのことです。支払いを気にせずサービスを利用でき、優雅で充実した旅行を満喫できます。
海外のビーチリゾートホテルでよく利用されているプランで、滞在中でも支払いを気にすることなく、ホテルライフを楽しんでもらえるようにと誕生したプランです。
オールインクルーシブ制を採用しているホテルでは、ホテルを目的に旅行するという旅行者も多いんです

旅行中にお財布の心配せずに、気軽に好きなものをすきなだけ楽しめるのは素敵だね♪
実は日本ではあまり知られてはいませんが、世界ではクルーズ旅行は代表的な“オールインクルーシブ”を体験できる旅行です!
「オールインクルーシブ」といっても宿泊施設毎にどこまで料金に含まれているか違うため、本記事では何がクルーズ料金に含まれているか否かについて解説します
クルーズ料金に含まれているもの
クルーズ料金に含まれているものは下記の6項目です。
クルーズ料金に含まれているもの
それでは、順番に解説していきます。
宿泊費
まずは一番重要な宿泊費について、説明します。
なぜ宿泊費が一番重要かというと、客室のランクによって、クルーズ料金全体が大きく変わるからです。
クルーズ船のクラスによって、客室料金は変わるため、ここでは客室ランクと価格の違いについて解説します。
初心者におすすめの海側バルコニー付き客室のクルーズ料金を100%とした際の、各部屋のクルーズ料金は下記のようになってます。

海側バルコニー客室は、内側客室の約1.5倍ほどクルーズ料金がかかりますが、ほぼ同じサービスが受けられます。

オールインクルーシブの宿泊施設でこの価格差は大きいね!
客室は寝るだけだから内側客室でクルーズ料金を抑えて、色々なクルーズ船に乗りたいという考えのリピート客も多いです。
MSCベリッシマやダイヤモンド・プリンセスの客室の違いについて、下記の記事で紹介しています。気になった人はご覧ください。
長距離移動の移動費
次は移動費です。オールインクルーシブを採用しているホテルとクルーズ船の大きな違いがあるところです。
オールインクルーシブを採用しているホテルでも、ホテルまでの移動費を含んでいる宿泊施設はありません。しかし、クルーズ船の場合は、長距離を移動する船の移動費が全てクルーズ料金に含まれています。
例えば、沖縄、台湾クルーズの場合、横浜からの直線距離は2222km(1381マイル)になります。途中で立ち寄る港にもよりますが、総航海距離は、5000kmを超えるでしょう。

この距離の移動費分が全て無料と考えると、一人当たり数万円の移動費を抑えることができます。

飛行機のファーストクラスよりも、広い客室でゆっくり過ごせる間に3000マイルの移動が無料って、とってもオトクだね♪
また総合旅行プラットフォーム「エアトリ」の調べによると、1週間の旅行代金の約1/3が移動費だという調査結果が出ています。



家族3人の旅行ならば、1人分の旅行費用を丸々浮かせられるということだから、節約効果がとても大きいね!
クルーズ旅行ならこの移動費が、オールインクルーシブに入っています。これは他のオールインクルーシブホテルにはないクルーズ船独自の特徴です。
食事代

3つ目は食事代です。やっぱり旅の楽しみと言ったら食事ですよね!なんとこの食事クルーズ船では、1日7食は全て無料です。

え!1日3食じゃないの?あと4食はなに?
1日7食とは下記のことです
- アーリーブレックファースト
- 朝食
- 午前のお茶&スイーツ
- 昼食
- アフターヌーンティー
- 夕食(フルコース)
- 夜食

無制限な食べ放題なので、1日無限食という人もいるね
朝・昼・夕食(フルコース)はオーダーバイキング形式
クルーズ船にはメインダイニングとよばれる朝・昼・夕食(フルコース)が食べられるレストランがあります。このレストランではオーダーバイキング制になっていて、好きな食事を好きなだけ無料で食べることができます。
ただし、クルーズ船によっては一部スペシャルメニューは有料だったりするケースもあります。そういったスペシャルメニューは必ずメニュー表に料金が記載されています。
ここでの注目ポイントはフルコースの夕食です。
提供されるフルコースは前菜、サラダ/スープ・メイン・デザートのカテゴリに分かれています。最初にカテゴリの中から食べたい料理をセレクトし、ウェイターに注文します。

このフルコースは、一見カテゴリ内の料理を1つずつしか選択できないように見えますが、実は違います。

え!レストランでコース料理を頼むときに、肉料理にするか魚料理にするかを選ぶのと違うの?
あくまでカテゴリ枠はフルコースの体裁を整えるために存在しており、このメニュー表の中の料理は何品でも好きなだけ注文することができます。
例えば、日中の観光でお昼抜きで色んな場所を観光し、お腹ペコペコで船にもどってきた際に、がっつり肉が食べたいとおもったら、前菜×2、メイン(肉)、メイン(肉)、メイン(肉)という頼み方もできます。

また、スイーツ好きな人は前菜、スープ、デザート、デザート、デザートといった注文の仕方でもOK!逆に昼食を食べ過ぎてしまいお腹の具合を整えたいという場合、前菜とスープだけ注文することもできます。

このようにクルーズ船のメインダイニングでは、ご自身のお腹の調子と相談し、好きな料理を好きなだけ楽しむことができます。
MSCベリッシマ乗客の口コミ
好きなときにビュッフェで食事ができる
大型の海外船では、上記のメインダイニングでは別に、ビュッフェ専用レストランもあります。ビュッフェレストランは早朝から深夜まで営業しており、好きな時に好きなだけ料理を食べることができます。
さきほど紹介したメインダイニングとは異なり、決められた食事時間にレストランに行く必要がないので、自分たちのお腹の空き具合に応じて利用できます。
レストランの混み合う時間を避けたりすることで、乗船時間を自分達の好きなようにフルで使えます。小腹が空いた時や夜食にも手軽に利用できます。
特に小さな子どもがいる場合は、お手軽で時間を気にすることのないビュッフェレストランがオススメです。
実際のクルーズ船内での食事について、気になった人は詳細リンクをクリックしてください。
MSCベリッシマの食事って美味しいの?船内レストラン(無料・有料)を徹底解説
ダイヤモンド・プリンセスの食事って美味しいの?船内レストラン(無料・有料)を徹底解説
アクティビティ利用料金

旅行中、こんなに好きな料理を好きなだけ食べたら絶対ふとっちゃうよ!
そんな方に向けてクルーズ船では、船上にさまざまなアクティビティ施設が用意されています。
ジムフィットネス施設
まずはジムフィットネスです。欧米ではジムフィットネスで運動し、ストレスの軽減と健康の維持と促進するという考え方が一般的なため、当然クルーズ船内でもジム施設は必ずあります。
特にカジュアルクラスのクルーズは船体も大きいため、ジム施設も充実しています。
例えば、MSCベリッシマでは、570㎡の専用ワークスペースで8つの専門的なフィットネスサービス、パーソナルトレーニング、クラスレッスン、本格的なフィットネス機器を無料で利用できます。

その他にもバスケットボールやテニス、サッカー、バレーボールが遊べる室内運動場や船体の上部甲板をまるまる使った全長328mの屋外ウォーキングトラックがあります。




わぁ!360°全て水平線が見渡せるね♪こんなウォーキングコースで、ウォーキングしたら日頃の仕事や家事のストレスもどっか行ってしまうね!

日の出前や日没後のマジックアワーの時間帯や 満点の星空を見ながらのウォーキングは気持ちいいね!
一瞬一瞬で風景が変わる入港・出港シーンを眺めながらの散歩は、船上でしか楽しめない体験です!
プール施設
プール施設もどんなクルーズ船にもある代表的なアクティビティ施設です。特にカジュアルクラスのクルーズは船体が大きいため、プール施設も大規模で充実しています。
例えばカジュアル船MSCベリッシマでは、屋外プール3つ、屋内プール1つが船内にあり、無料で利用できます。しかも本格的なスリル満点なウォータースライダーやアクアプレーエリアもあり、大人も子供も一緒に楽しめるプールアクティビティ施設が無料で利用できます。

MSCベリッシマ乗客の口コミ

すごい!入場料1000円以上のレジャープール並みだね。船の上にこんな大きなプールが3つもあるんだね!小さい子どもから中高生まで一日中遊んでいられそう!
普通のプール施設と違って、船は動くから景色が変わるので、ゆっくりしたい大人にもおすすめです。

船の上でしか見られない360°全部水平線の絶景をみながら、ゆっくり日光浴したり、満点の星空を眺めながらナイトプールを楽しんだりするのも素敵だよ!
その他にもアクティビティのできる船内施設がたくさんあるので、気になった人は詳細リンクをクリックしてください。
エンターテイメント利用料金
船内エンターテイメントの代表格はシアターです。
シアターでは毎日多彩なエンターテイメントイベントが開催されます。
- ロックやオペラといった多種多様なコンサート
- 本格的なミュージカルやマジックショー
例えばMSCベリッシマでは、全975席あるシアターで、ニューヨークでしか見ることのできない最上級のブロードウェイスタイルのショーを無料で見ることできます。

MSCベリッシマ乗客の口コミ
日本船や国内発着便では、有名な日本人アーティスト等の特別イベントが開催されたりします。どの席も無料で楽しめます。


普通なら1席5000円以上するようなコンサートやショーを毎日楽しめるのはオトクだね♪
他にも各種参加型イベントや、国内ではなかなか体験することができない豪奢なフォーマルナイトなどを船内では体験できます。気になった人は詳細リンクをクリックしてください。
子供向け施設の利用料
海外のクルーズ船、特にカジュアル船では、メインターゲットはファミリー層であるため、子供向け施設に力を入れており、対象年齢の子どもは無料で施設を利用することができます。
例えば、海外線MSCベリッシマでは、子ども向け専用施設や体験イベントに力をいれています。

託児施設も兼ねているので、たまには子どもを預けて、夫婦二人でゆっくり観光したい人や、本格的なフォーマルナイトに参加したい方、船内のカジノにチャレンジしたい人にオススメです。

子どもを預けて、日頃の育児疲れを癒せるのは、ホント助かります……
各クルーズ船の子供向け施設の口コミは下記の記事で紹介しています。
【乗客の本音】ダイヤモンド・プリンセスのお子様向け施設の口コミ
クルーズ料金に含まれていないもの
次にクルーズ料金に含まれていないものについて解説します。
利用し放題だーと思い込んでいたら、下船前日に届く請求書の金額を見てビックリ!することになるので、要チェックです。

クルーズ初心者のころは、僕も届いた請求書をおもわず三度見して、現実逃避したくなったこともあるよ・・・・・・
WiFi(インターネット接続)
クルーズ初心者が一番注意が必要なのは、 WiFi(インターネット接続)です。
普通のホテルと異なり、海上のクルーズ船には無料WiFiがありません。有料のWiFiはありますが、回線速度が遅く、時間あたりの使用料も高価であるケースがあり、注意が必要です。

え!?、どんなホテルだって今は無料WiFiは当然使えるよね。なぜ無料WiFiじゃないの?
陸上のホテルでは、光回線を利用できますが、海上で移動しているクルーズ船では光回線を接続する方法がありません。代わりにクルーズ船は、高額な衛星回線を使用しています。そのため、有料で回線速度が遅い傾向があります。

そのうえ、陸地を離れると携帯基地局からの電波も届かなくなるため、スマホの携帯回線(Docomo,Au,Softbank等)も使えなくなります。

えーーー!!WiFiも携帯回線も使えなくなるのは困るよ!どうしたらいいの?
対応方法の詳細をまとめておりますので、WiFi(インターネット接続)をよく利用される方は、下記の記事をご覧ください。
アルコール飲料・(一部ドリンク類)
クルーズ船では、基本的なサービスはオールインクルーシブなため、どこでサービス収益を得ているのかわかりますか?

船内レストランのメニューでは、食事には値段ついてないけど、アルコールメニューにだけ値段が記載してあるから、アルコールかなぁ?


正解です。船内の至る所で提供されるアルコール飲料は有料だね
またクルーズ船のクラスにもよりますが、普通のドリンク類も一部有料だったりします。カジュアル船はクルーズ料金が安価なため、代わりにこういったドリンク類で利益を得ています。
例えば外国船MSCベリッシマでは、下記のようなバーやパブがあります。

手軽に海外の本格的なバーを楽しめます。アルコール類がオトクに飲めるオプション等を用意しているクルーズ船もありますので、いっぱいお酒を嗜まれる方はオプションを検討してみてもよいかもしれません。

なお、ビッフェのカウンターに置いてある飲み物や夕食後に提供される紅茶やコーヒーはどの船でも基本無料です。
逆に外国船の場合、レストランやカフェ等で注文するソフトドリンク等は有料となるケースが多いです。

インクルーシブのホテルだと、アルコール飲料やドリンク類は、無料のところが多いから、注意が必要だね。
実際のドリンクパッケージやドリンク料金については、下記の記事で解説しています。気になる人はご覧ください。
【MSCベリッシマの飲み放題(ドリンクパッケージ)ってお得なの?専門家が徹底解説
スペシャルティレストラン
大型船の場合、無料のメインダイニングやビッフェレストランの他にも、趣向をこらした有料のスペシャルティレストランがあります。
例えば外国船MSCベリッシマでは、下記のスペシャルティレストランがあります。

料金体系として、オプション料金を追加するイメージですので、他のホテルで食事するよりも安くスペシャル料理を堪能することができますので、一度はスペシャルレストランを試してみるのもおすすめですよ。
私も姉妹船のMSCマーベラスのステーキハウスで食事をしましたが、メインダイニングで提供されるお肉の2段階上のお肉を食べました。


肉汁がじゅわっとしたたる分厚いお肉を食べられて、とても幸せな気分になりました♪
実際のスペシャリティレストラン(有料レストラン)の詳細が気になる人は、下記の記事をご覧ください。
【MSCベリッシマの食事って美味しいの?船内レストラン(無料・有料)を徹底解説
ダイヤモンド・プリンセスの食事は?レストラン予約からおすすめ・評判を動画で紹介
スペシャリティ施設の利用料金
他のクルーズ船と差別化するために設けられたユニークな施設は有料なケースが多いです
例えば、外国船MSCベリッシマの場合、下記の特別なオリジナル施設は有料となります

ショーが終わり、そのままディナー!だったら最高なんだけども、我が家の席は19:15からで1時間くらい空いちゃったんで、初日だけにまだ誰もチャレンジせずに空き放題だったボーリング♪(30分、30ドル)。この手のやつは初日にちゃっちゃとやっとくのが◎ pic.twitter.com/ohIFcgS6Uz
— たく@世界65ヵ国&全都道府県制覇 (@BooTaku) April 30, 2023
ボーリング呑み🍻 pic.twitter.com/Z1CU8UpDJ6
— よいづき𝕏日本一周中𝕏MSCベリッシマ (@yoiduki3) August 10, 2023
またダイヤモンドプリンセスでは、日本人向けに改修工事が行われた”泉の湯”があります。こちらはオーシャンビュー温泉施設であり、目の前に広がる海と朝日や感動的なサンセットを見ながら贅沢なお風呂に入ることができます。この施設も有料ですが、絶対にここでしか見れない眺めですので、とても人気です。


クルーズ船が作り出す航跡を眺めながら、ゆったりお湯につかりながら、輝く朝日や夕日に染まる大海原を眺めることができるので、オススメです。

こんなお風呂に入れるのは、ココだけだと思うと、利用料金払ってでも入りたいですね!
オプショナルツアー
各寄港地でクルーズ会社が開催するオプショナルツアーも有料となります。例えば、下記のようなツアーが企画されています。


個人では行くには距離が遠い場所だったり、海外の公共交通機関やタクシーを使うことが不安な方には、おすすめです。クルーズ船の発着港からすぐに専用バスが出るため、らくちんです。

僕も九份では台湾の路線バスを使ったけど、降車する際の支払い方法で失敗してしまった経験があるよ。英語もうまく通じなかったから、ドキドキしちゃったよ
クルーズ会社のオプションツアーには、下記のメリットとデメリットがあります。
オプションナルツアーのメリット
5000人以上の乗客が乗船可能なカジュアル船は、下船時は大勢の人が降りるので順番になります。しかし、クルーズ会社が企画するオプショナルツアー参加者は優先的に下船できます。
船を降りたらすぐにツアー用のバスに搭乗できる(クルーズ港は交通の便が悪い場所にあるケースが多いので、すぐに移動できるのは観光を楽しみたい人には重要なポイントです)
万が一の事故が発生して、船の集合時間に遅れても、クルーズ船が出港しないで待っていてくれる。
オプションナルツアーのデメリット
ツアー料金が高い(市場価格の2倍程度)ことです。

事前予約だと安くなるけど、やっぱり割高感があるね・・・・・・
クルーズ料金が定額なため、こういったオプション部分でクルーズ会社は利益を得ています。
楽に安く済ませたい方は、旅行代理店が企画するツアーや、別会社の現地ツアーがおすすめです。
ランドリーサービス
クルーズ船では、国内旅行と比較して長期間旅行となるため、旅行中の洗濯が必要になります。クルーズ船の提供するランドリーサービスは大きく分けて2つあります。どちらも有料サービスとなります。
- 船内のコインランドリーで乗客自身が洗濯するサービス
- 船内の大型ランドリールームで乗員が洗濯・クリーニングするサービス
MSCベリッシマでは、後者のサービスしか提供されていません。詳細は下記の記事をご覧ください。
MSCベリッシマでの洗濯はどうしてる?ランドリーサービスと節約術を紹介
チップと税金
最後に忘れていると痛い出費となるチップと税金について解説します。
船内チップについて
海外のホテルのようにチップをサービス毎に用意する必要は、クルーズ船にはありません。下船時に船内チップ代として、まとめて支払います。
チップは自動加算されるから、サービスを受けるごとに渡す必要はありません。いくら渡せばいいか悩まなくていいから便利です。
自動加算されるチップは2種類に分けることができます。
固定のチップ料金
- カジュアル船:約13~16USドル/1日
- プレミアム船:約15~18USドル/1日
- ラグジュアリー船:クルーズ料金に含まれている
有料サービス利用時のチップ料金
- サービス支払い額の約15%
各種税金について
また、税金もクルーズ料金とは別計算になりますが、クルーズ料金と一緒に支払うケースが多いです。
税金には港湾税と政府関連諸税があります。
- 港湾税:各地方自治体が管理する港の使用料
- 政府関係諸税:入出国手続きや検疫、税関に関する費用
港湾税は、入港する船の大きさや使用する港にもよりますので、参考に2023年のMSCベリッシマとダイヤモンドプリンセスの費用を載せておきます。
- MSCベリッシマ:約34000~44000円/1クルーズ
- プリンセスクルーズ:10000~17000円/1クルーズ

カジュアル船のMSCベリッシマのほうが高いのはなぜ?
カジュアル船は大型船のため、港に停泊料が高額になるためです。
チップ料金や港湾税は、どの部屋でも一律でかかります。特に内側客室で旅行費用を抑えたい人には、事前にチェックしておかないと、思わぬ出費になりますので注意が必要です。
旅行代理店の料金表には、旅行費用とは別に小さく記載されているケースが多いので、注意が必要です。

飛行機利用時のサーチャージ料みたいだね・・・・・・

そうだね、私も初めて領収書をもらった時は、なんでこんなにかかるんだろうと頭を抱えた経験があるよ・・・・・・
各クルーズ船のチップ料金や各種税金が実際にいくら必要になるかには下記の記事で紹介しています。
MSCベリッシマの客室料金とチップ料金、クルーズ諸税の調査結果
ダイヤモンド・プリンセスの客室料金とチップ料金、クルーズ諸税の調査結果
クイーンエリザベス号の客室料金とチップ料金、クルーズ諸税の調査結果
セレブリティ・ミレニアムの客室料金とチップ料金、クルーズ諸税の調査結果
まとめ:クルーズ旅行で海外リゾートのような、贅沢で至れり尽くせりの時間を過ごそう
今回は、クルーズ旅行のオールインクルーシブ内容と、クルーズ料金に含まれていないものについて、解説しました。
クルーズ旅行では、宿泊費、移動費、食事、船内アクティビティ・エンタメ等の利用料がクルーズ料金に含まれており、非常にお得に旅行することができます。
一方、通常のホテルで無料で利用できるWiFiが有料だったり、必ず必要なチップ料金や税金が別料金だったりと注意が必要です。

無料WiFiがないのは、盲点だったよ!でも注意点に気を付ければ、クルーズ旅行なら、支払いを気にせず贅沢な旅行を満喫できることがわかったよ。
有料WiFiの対応方法の詳細をまとめておりますので、WiFi(インターネット接続)をよく利用される方は、下記の記事をご覧ください。
このようにクルーズ旅行では海外リゾートのような贅沢で至れり尽くせりの時間を過ごせます。
1回でもクルーズ旅行を体験してしまうと、この快適さが癖になってしまう人が多いです。
クルーズ旅行がリピーター率がとても高い理由は、こういったオールインクルーシブなサービスに魅力を感じる人が多いからだと思います。
ちょっと贅沢なホテルステイがしたい時、自分へのご褒美旅行に、オールインクルーシブなクルーズ旅行に行ってみたらいかがでしょうか。きっと、お金を気にせずに海上の素敵な旅を120%楽しむことができますよ♪
本記事で紹介したクルーズ船のクルーズプランの詳細は下記の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。
クルーズ乗船時におすすめな旅行グッズは下記の記事で紹介しています。乗船予定のある方はぜひご覧ください。
皆さんの中で、国内発着クルーズ旅行の魅力についてもっと知りたい人がおりましたら、下記の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください
「なかなか休暇が取れず本格的なクルーズ旅行は難しいよ」という方には日帰りクルーズがおすすめです。おすすめの日帰りクルーズは下記の記事で紹介しています。
また、もし分からないことがあったら、お気軽にTwitter(@kumarisu_cruise)で連絡をください。
今回の記事で、クルーズ旅行に行ってみたいと感じてもらえたら、嬉しいです。

これからも国内発着クルーズ旅行の情報について、発信していきます。また見に来てくださいね♪
以上、くま船長でした!