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にっぽん丸とMSCベッリシマを比較したいだけど、行先がぜんぜん違うのはなぜ?
クルーズ旅行に行きたいのですが、旅行代理店のHPには、日本船、外国船って書いてありました。見た目では違いがよくわからないので違いを教えてください
クルーズ旅行に初めて行きたいのですが、日本船と外国船どちらがおすすめですか?
この記事では上記の疑問を持った人に、日本船と外国船との違いを徹底解説します。
私はクルーズ歴7年、国内発着クルーズ専門家のくま船長長(@kumarisu_cruise)です。
この記事を読むと、自分の旅行の目的に合ったクルーズ船を選ぶことができます。その結果、思い出に残る船旅を満喫することができます。
結論を先に述べる日本船か外国船か迷っている初心者の方には、外国船(カジュアル船)をおすすめします。日本船と海外船の違いをまとめると下記のとおりです。
項目 | 日本船 | 海外船 |
---|---|---|
価格帯 | 1泊5万円以上 | 1泊1万円~1泊5万円以上 |
ホテルで例えると | 超高級旅館 | 海上のリゾートホテル |
宿泊日数 | ボリュームゾーン:3~4日間 | ボリュームゾーン:9-10日間 |
船内の言語 | 日本語のみ、スタッフも日本語 | 船内は英語が中心、日本語スタッフも乗船 |
寄港地 | 国内の中小規模の港が中心 | 国内の大規模港と 韓国(釜山,済州島)・台湾(基隆)の港 |
船の大きさ | 小型船が中心 | 大型船が中心 |
雰囲気・イベント | 小型船ならではのイベント構成と落ち着いた船内 | 船内の広さを生かした一流ショーやイベントが目白押し |
各クルーズ客船の詳細情報をお探しの方は下記の記事をご覧ください。
また、豪華客船で行く日本一周や世界一周クルーズの魅力と値段について気になる方は下記の記事で紹介しています。
世界一周クルーズ 飛鳥II(あすか2)vs ピースボートを徹底比較
日本船の定義とクルーズ船紹介
客船「飛鳥Ⅱ」、世界一周クルーズに無事出港しました🛳️🌏
— 横浜港大さん橋国際客船ターミナル【公式】 (@osanbashi_yok) April 5, 2024
素敵な船旅になりますよう、ご安航をお祈りします🌿#大さん橋 pic.twitter.com/6UsrobZEqn
日本船クルーズとは、日本の船会社が運航する船で、日本国内の港を発着するクルーズ船を指します。船の国籍である船籍は、日本であり日本の法律に基づいて運航されています。2023年現在では、下記の2隻が遠洋航海可能なクルーズ船です。
飛鳥IIの魅力
世界一周クルーズで有名な豪華客船「飛鳥2」は世界最高峰のサービスと船旅を満喫できるクルーズ客船です。
日本船籍の日本船のため2泊3日のショートクルーズのクルーズプランもあり、大型海外船とは異なる魅力があります。
飛鳥IIの魅力とお役立ち情報は下記の記事で徹底的に紹介しています。
にっぽん丸の魅力
往年の名船から伝統を受け継ぎ、老舗旅館の風格漂う商船三井客船の豪華客船。
飛鳥IIの魅力とお役立ち情報は下記の記事で徹底的に紹介しています。
外国船の定義とクルーズ船紹介
外国船クルーズとは、外国の船会社が運航する船で、日本国内の港を発着するクルーズを指します。船の国籍である船籍は、日本以外であり、登録されている国の法律に基づいて運航されています。2023年に国内発着する外国船は下記の通りです。
- MSCベリッシマ:MSCクルーズのカジュアル船
- ダイヤモンド・プリンセス:プリンセスクルーズのプレミアム船
- クイーン・エリザベス:キュナードのラグジュアリー船
MSCベリッシマの魅力
ヨーロッパ最大のクルーズ会社であるMSCクルーズの豪華客船MSCベリッシマは、2023年から日本発着クルーズ旅行を提供しています。
石川テレビの番組で魅力を紹介されていますので、MSCベリッシマについて詳しく知りたい方はこちらの動画をご覧ください。
MSCベリッシマの魅力とお役立ち情報は下記の記事で徹底的に紹介しています。
ダイヤモンド・プリンセスの魅力
MBSテレビの番組で魅力を紹介されていますので、ダイヤモンド・プリンセスについて知りたい方はこちらの動画をご覧ください。
ダイヤモンド・プリンセスの魅力とお役立ち情報は下記の記事で徹底的に紹介しています。
セレブリティ・ミレニアムの魅力
クイーンエリザベス号の魅力
英国女王エリザベス2世が命名した「海の女王」、日本人に圧倒的な人気を誇る船の三代目です。
クイーンエリザベス号の魅力とお役立ち情報は下記の記事で紹介しています。
価格帯の違いについて
クルーズ船は大きく分けて3つのクラスがあります。
- ラグジュアリー船
- プレミアム船
- カジュアル船
1泊1万円のカジュアルランクのクルーズ船から、1泊5万円以上の最高級ランクのクルーズ船まで色々あります。
おおよそのランクと価格の関係は下記のとおりとなっております。
日本船である飛鳥Ⅱとにっぽん丸は、上記のランクのうち、最高ランクであるラグジュアリー船となります。そのため、1泊5万円以上とクルーズ料金が高価です。
外国船は各ランクのクルーズ船に乗船することができます。
カジュアル船の具体的な旅行費用に関しては、下記の記事で詳細を解説していますので、内容が気になる方は参照願います。
【沖縄旅行の半額で行ける!?】豪華でお得な外国船クルーズの理由3選を徹底解説!
航路、旅行日程の違い
日本船クルーズの主な航路は、内海クルーズ、沿岸クルーズ、遠洋クルーズです。
内海クルーズは、日本海側や瀬戸内海の島々をめぐるクルーズで、港での観光やグルメが楽しめます。沿岸クルーズは、日本の海岸線を周るクルーズで、景色や温泉めぐりが魅力です。遠洋クルーズは、日本からアジアや太平洋の島々や世界一周クルーズ等、遠洋を航海し海外に向かうクルーズです。
一方、外国船クルーズは、遠洋クルーズしかありません。なぜなのでしょうか?
それはカボタージュ規制という、輸送に関する国際法があるためです。
カボタージュ規制の概要と、クルーズ日程への影響については、下記の記事で詳細を解説していますので、内容が気になる方は参照願います。
【2泊3日vs5泊6日】国内発着クルーズ旅行の日程を初心者向けに徹底解説!
日本船の旅程は3~4日間のショートクルーズがボリュームゾーンです。短い連休は日本船クルーズがおすすめです。
外国船クルーズの旅行日程のボリュームゾーンは9-10日間、最短は5泊6日でした。長期休暇に合わせて旅程が組まれているので、サラリーマン、公務員、大学生におすすめです。
実際の各クルーズ客船のスケジュールは下記の記事で紹介しています。
客層・船内の雰囲気の違い
日本船の客層・雰囲気
日本船クルーズの客層は、シニア層が中心で、ゆっくりと落ち着いた船旅を楽しみたい人におすすめです。「安心感」「くつろぎ」を求める比較的落ち着いた雰囲気の旅行が好きな人が多い傾向があります。それは日本船は一言でいうと、海上の高級旅館だからです。
日本船は日本人向けのサービスや大浴場などの設備が作られており、日本風のおもてなしを受けることができます。船内は当然日本語でのサービスのため、言葉の心配はいりません。
また長旅が続くと心配になるお食事も、船内で美味しい和食をお召し上がりいただけるので、長い航海となる海外クルーズでもリラックスして過ごすことができます。
一番上手に雰囲気を伝えられるのは動画だと思いますので参考として日本船 飛鳥Ⅱの公式プロモーション動画をご覧なってください。
外国船の客層・雰囲気
外国船クルーズは、若いカップルやファミリー層も多く、アクティブでエンターテインメントが充実した雰囲気が特徴です。外国船は一言で言うと、海上のリゾートホテルです。
こちらも参考としてイタリア船 MSCベリッシマの公式プロモーション動画をご覧なってください。360度全方位を一度に撮影できるカメラでの映像となっています。
動画上でスクロールすることで、自分の見たい角度の風景を見ることができます。客層の違いや船内の雰囲気をご確認ください。(スマホの場合は、Youtubeボタンを押して、アプリ視聴にすることで、360度操作ができます)
まとめ: 日本船と外国船、それぞれの魅力を楽しもう
今回は、日本船クルーズの外国船クルーズの違いについて、解説しました。
日本発着クルーズの日本船と外国船の違いをまとめた表がこちらになります。
項目 | 日本船 | 海外船 |
---|---|---|
価格帯 | 1泊5万円以上 | 1泊1万円~1泊5万円以上 |
ホテルで例えると | 超高級旅館 | 海上のリゾートホテル |
宿泊日数 | ボリュームゾーン:3~4日間 | ボリュームゾーン:9-10日間 |
船内の言語 | 日本語のみ、スタッフも日本語 | 船内は英語が中心、日本語スタッフも乗船 |
寄港地 | 国内の中小規模の港が中心 | 国内の大規模港と 韓国(釜山,済州島)・台湾(基隆)の港 |
船の大きさ | 小型船が中心 | 大型船が中心 |
雰囲気・イベント | 小型船ならではのイベント構成と落ち着いた船内 | 船内の広さを生かした一流ショーやイベントが目白押し |
同じクルーズ旅行も、日本船と外国船違うことが分かったよ!
総合的な結論でいえば、旅行費用、手軽さ観点でいうとどちらが初心者向きというと、外国船、特にカジュアル船がクルーズ初心者にはおすすめです。
本記事で紹介したクルーズ船のクルーズプランの詳細は下記の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
クルーズ乗船時におすすめな旅行グッズは下記の記事で紹介しています。乗船予定のある方はぜひご覧ください。
皆さんの中で、国内発着クルーズ旅行の魅力についてもっと知りたい人がおりましたら、下記の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください
「なかなか休暇が取れず本格的なクルーズ旅行は難しいよ」という方には日帰りクルーズがおすすめです。おすすめの日帰りクルーズは下記の記事で紹介しています。
また、もし分からないことがあったら、お気軽にTwitter(@kumarisu_cruise)で連絡をください。
今回の記事で、クルーズ旅行に行ってみたいと感じてもらえたら、嬉しいです。
これからも国内発着クルーズ旅行の情報について、発信していきます。また見に来てくださいね♪
以上、くま船長でした!